2014年8月22日金曜日

第1節

最近涙もろくなってきたと思う。
自分でも「え、ここで?」というところでじんわりきてしまうことがある。

待ちに待ったプレミアリーグが開幕してリバプール対サウサンプトン戦を観ていたら、
鼻筋にあの懐かしい痛みを感じてほろりときてしまった。
サウサンプトンがあまりにも良いサッカーをしていたので。
もちろん昨シーズン飛躍の原動力となったランバート、ララーナ、ロブレンら主力三人をリバプールに強奪され、ポチェッティーノ監督までスパーズに引っこ抜かれるという中堅クラブの避けられない宿命を想ってのことではあるが、本当に素晴らしかった。
結局2ー1で敗れはしたが。

悲しくて泣いたり、悔しくて泣いたり、同情して泣いたり、嬉しくて泣いたりすることはほとんどなくなった。
感動したときに涙が出てしまう。
お涙頂戴の唄やドラマや映画や小説には興ざめしてしまう。
ぼくにしかわからない、ぼくとあなたにしかわからない、なにげないワンシーンで、
泣きたいのだ。